農林係

業務内容

(1) 米穀の生産管理に関すること。

(2) 農業構造改善推進指導及び近代化に関すること。

(3) 農作物の病害虫防除に関すること。

(4) 各種農業災害に関すること。

(5) 農林業団体に関すること。

(6) 農業金融制度に関すること。

(7) 酪農及び肉畜の生産振興に関すること。

(8) 家畜の増殖・改良及び自衛防疫に関すること。

(9) 水田転作(転換)に関すること。

(10) 農村後継者育成に関すること。

(11) 北里牧場に関すること。

(12) 森林の保全・保護・育成に関すること。

(13) 治山・林道に関すること。

(14) 町有林の施業に関すること。

(15) 自然保護及び鳥獣保護に関すること。

(16) 農業振興センターに関すること。

(17) 国、道、団体営土地改良事業計画実施に関すること。

(18) 土地改良法(昭和24年法律第195号)に関すること。

(19) 農道及び排水維持補修に関すること。

(20) 国営農地開発事業清算に関すること。

(21) 農業用施設災害復旧事務に関すること。

(22) 農業用施設の維持管理及び農地海岸保全に関すること。

(23) 編さん簿冊の保存に関すること。

(24) その他農林草地、畜産及び農業農村整備事業に関すること。

遠別の産業及び農業の概要

産業
遠別町は、実り豊かな大地や日本海を舞台にした農業・林業・水産業と、市街地の国道と町道(通称:昭和通り)をメインとした、古き良き時代の面影を残しながら、現代的感覚を追う商工業が主な産業です。
町を流れる遠別川が作り出す、実り豊かな大地と低農薬で行われる農業は稲作が中心で、日本最北の米どころとして、良質なもち米が生産されるほか、味がよいと評判のメロン、ホウレンソウ、アスパラガスなどの野菜も生産しています。
また、牛が広い大地でゆったりと牧草を食み、良質な牛乳を生み出す酪農、町の面積の88%を占める森林を生かす林業も盛んです。
ふところ豊かで、おいしい、身の締まった魚介類が獲れる日本海が舞台の漁業は、従来の獲る漁業にとらわれず、ほたての稚貝を養殖し生産地へ出荷したり、煮だこなど近海で獲れた魚介類に付加価値をつけ生産・販売するなど、さまざまな取り組みをしています。
えんべつの商工業は、人のぬくもりと現代的な感覚を大切にしながら、活気ある経営を展開すべく、地酒「北吹雪」を始めとする地場産品の販売、商店街をより良くするためにたゆまぬ努力をしています。

遠別農業の概要
本町農業は、豊かな水資源と自然環境に恵まれ、稲作や畜産を中心に畑作、野菜等幅広く農畜産物を生産しています。
日本海沿いの地域は、米の生産調整により、畜産や畑作に経営転換され、規模の大きい経営を展開しています。
牛乳生産は、第1次・第2次農構や生産基盤の整備によって規模の拡大を図り、牛肉の自由化や生乳の生産調整に対応しながら生産の拡大をはかっています。
他方、遠別川流域の水田地帯を中心に、うるち米からもち米への転換を図り、複合作物として野菜を導入し、生産性の向上や農業所得の確保に努めています。

農業事業体数及び農家人口
(H17.2.1農林業センサスより)

事業体数

総数

174 戸

販売農家

154 戸

自給農家

15 戸

農家人口、世帯数の推移(H17.2.1農林業センサスより)
年次 総農家
戸数
専業 兼   業 その他 農家
人口
第1種 第2種
S55 383 91 177 115 1,629
S60 309 90 140 79 1,298
H2 272 107 118 47 1,092
H7 231 84 97 50 924
H12 178 72 82 24 766
H17 174 85 53 16 20
経営耕地面積
(H17.2.1農林業センサスより)
面積(ha) 戸数(戸)
総  数 2,841 153
737 102
2,104 138
うち牧草 1,739 30
樹 園 地 0 0
家畜飼育数
(H17.2.1農林業センサスより)
  事業体数 頭羽数
乳用牛 27 2,802
肉用牛 5 432
農用馬・軽種馬 1 ×
1 ×
採卵鶏 2 ×
生乳生産量(H15) 14,811
主要農産物
(H17.2.1農林業センサスより)
作 物 面積(ha) 収穫量(t)
水稲 532 3,240
小麦 151 596
大豆 24 47
小豆 56 87
トマト 1 32
ねぎ 0 8
たまねぎ 0 2
きゅうり 1 23
キャベツ 2 98
だいこん 1 34
ほうれん草 6 50
いんげん 14 23
てんさい 69 4,010
はくさい 1 18
牧草 2,720 92,100
青刈りえん麦 45
森林面積・蓄積(H20)
面積(ha) 比率(%)
総面積 51,316  
 国・道有 38,879 75.8%
 町有 1,260 2.5%
 民有 11,177 21.8%
(種別)    
天然林面積 38,191 74.4%
人工林面積 9,893 19.3%
その他の面積 3,232 6.3%
(蓄積) 蓄積(千㎥) 比率(%)
針葉樹蓄積 1,819 34.4%
広葉樹蓄積 3,474 65.6%

遠別農業開拓の歴史

明治29年、遠別原野等が植民地に選定され翌30年の春から入植者の足音が響くようになる。
越前団体、愛知団体、尾張団体、秋田,千葉から入植者が遠別原野に広がって行った。
入植当時の遠別は、北海道の他の多くの植民地と同じく、見渡す限りの原始林が空を覆い、地面を笹や草が埋め尽くしていた。
入植者の最初の仕事は木を伐採し土地を切り拓くことであった。密林の開墾は困難をきわめた。大きなマサカリで傷をつけて枯らしたり、大木の根元に木を寄せかけて火の力で燃え切らせて倒したりするなど、時間のかかる作業であった。
またヒグマや害虫などにも悩まされる日々が続く。
伐採が終わると今度は土地の開墾、そして耕作と進んでいく。
木を切り、笹を刈るとすぐ鍬で削って畝を作り、南瓜、馬鈴薯、小豆、粟など少しずつ蒔いたという。しかし、播種期の遅れと秋霜とが重なり、入植当初は十分な生育を見なかった。
唯一収穫に結びついたのは馬鈴薯で、入植者の大切な主食となった。

開基以後、遠別の農業は麦や豆といった畑作が中心であった。
寒冷な気候という条件に加えて、明治政府や開拓使なども「気候条件の近いヨーロッパ・北アメリカにその範を求めた畑作」を奨励していたからでもあった。
しかしほとんどが本州からの入植者たちは、開拓地で畑作に打ち込みながらも「この地でなんとか米をつくってみたい」という夢を捨てなかった。
入植後すぐに水稲栽培を試みた者もいたが、なかなか成果には結びつかなかったようだ。
明治34年、本原野24号において南山仁太郎が先ず福井県産の種子による苗植法で試作、これは芳しくなかったものの、2年後には上川産の種子で植付けをし、かなりの収穫を得たという。
これが遠別での稲作の発祥となった。
「稲作北限のまち」の歩みは、ここから始まったのである。
彼に倣って各地域で水田熱が起こり、更に土功組合の設立(大正10年)でかんがい溝の竣工などで急速に水稲栽培が本格化した。

北限の水田
遠別町の北部の水田は、大正7年の春、佐藤吉蔵氏により清川311番地付近に造田が始まった。
これに倣って小規模の造田が各処に行われたが、種子は村内で譲り受けた在来坊主のため反収は三俵内外だったといわれる。
大正14年になり八千代橋以東から東十線の区域三十一町五反、組合員22名で用水組合が結成される。
これより北部の丸松地区においても、大正15年2名の農家がそれぞれ1反の水田を作る、昭和4年から10年くらいまでに10町歩を越えたが、その後凶作に見舞われ酪農に切り替えるなどして荒廃するに至った。
現在の、最北の水田は北緯44度45分、東経114度52分となっている。

年次

気温(℃)

年平均風速
(m/s)

年降水量
(mm)

年日照時間
(h)

積雪の深さ
(最高値cm)

降雪の深さ
(mm)

農耕期間

平均

年最高値

年最低値

積算気温(℃)

最高気温(℃)

最低気温(℃)

平均風速(m/s)

降水量(mm)

日照時間(h)

平成8年

6.1

28.7

-22.8

3.8

974

1,242.0

79

28

2,600.5

28.7

-1.5

2.7

629

805.0

平成9年

6.7

32.6

-18.6

3.5

1,109

1,250.7

66

10

2,573.9

32.6

0.1

2.8

718

702.6

平成10年

6.5

30.9

-22.9

3.7

1,203

1,397.7

80

29

2,779.9

30.9

-1.1

3.0

500

898.1

平成11年

7.0

31.3

-22.3

3.7

1,495

1,289.4

134

30

2,914.8

31.3

-0.5

3.1

968

835.7

最北の地で水稲営農が継続できる要因として、日本海を流れる,対馬暖流の影響により、農耕期間の積算気温、は2,500℃から2,900℃と温暖な気候であります。
又、水田の水源である遠別川の水源はピッシリ岳であり位置的には羽幌町と同じくらい南部となり,水温の高さが幸いしてると思われます。

世界的に見ると、遠別町より北部の地域で稲作が行われているが、その殆どが自生種であったり陸稲であるとのことであり、水稲としては世界的に最北であろうと考えられる。

発展しつつある稲作

近代化の進む稲作
ライスセンター「北限夢工房」

日本最北の純米酒  『北吹雪』

日本最北のもち米を使った端麗辛口純米酒

母なる海、日本海。
そのふところにいだかれた街・遠別町。深く蒼く澄んだ海の彼方には、孤高の秀峰・利尻富士を望み、古くから森と海がここちよく共存する、安らぎの街として栄えてきました。
その遠別町は、日本最北の米どころであり、北限のもち米「はくちょう」の特産地でもあります。
「北吹雪」は冷涼な気候風土の中でしっかりと味わいを膨らませた遠別産もち米だけを使った「もち米100%純米酒」で、ネーミングは一般公募に寄せられた中から選ばれたものです。

遠別町営農対策協議会

目的  遠別町の農地の保全と農業経営の安定をめざし、農業関係団体が相互の連携を密接にし一体として推進、実践 にあたることを目的とする。
構成  遠別町(経済課)、遠別町農業委員会、JAオロロン遠別支所、遠別土地改良区、農業改良普及センター、
 農業共済組合中部支所
協議会歴
第1回 平成13年11月2日    1)土づくり意向調査の取り組みについて
第2回 平成14年2月15日 1)土づくり意向調査の集計結果について
2)乳質改善対策の検討について
第3回 平成14年3月27日 1)乳質改善対策の取り組みについて
2)Yes!Cleanの取り組みについて
第4回 平成14年5月5日 1)遠別町クリーン農業推進協議会の設立検討について
2)平成14年度普及計画「遠別地区複合化による農業所得の安定確保」の説明
3)乳質改善対策の取り組みについて(2回目)
第5回 平成14年9月2日 1)クリーン農業の推進について
2)平成14年度農業作況の現状について
3)乳質改善対策の取り組みについて(3回目)
4)地域整備方向検討調査 遠別地区
第6回 平成15年4月14日 1)乳質改善対策の取り組みについて(4回目)
2)遠別町新規就農者誘致対策について
3)平成15年度普及計画について
4)JA合併に伴なう営農対策協議会の方向性について
第7回 平成15年12月26日 1)遠別町営農対策協議会規約の一部改正及び役員選出
2)乳質改善対策の取り組みについて(5回目)
3)新規就農者の状況について
4)平成16年度に向けての農業振興対策
第8回 平成16年3月31日 1)新規就農者サポート隊の設立について
2)蒸気消毒機の導入について
第9回 平成16年7月28日 1)新規就農者の状況について
2)乳質改善対策の取り組みについて(6回目)
3)遠別町における加工直売の実態について
4)作況報告の件について
第10回 平成16年12月16日 1)乳質改善対策の取り組みについて(7回目)
2)糞尿施設整備状況について
3)汎用コンバインの導入(小麦・大豆)について
4)堆肥生産に伴なう機械導入(SSKサービス)について
第11回平成17年3月31日 1)平成16年度農村女性起業活動実態調査の結果について
2)平成17年度普及活動計画の概要について
第12回平成18年2月27日 1)品目横断的経営所得安定対策について
2)乳質改善対策及び生乳の生産調整について
3)平成18年度普及活動計画の骨子について
4)農地・水・農村環境保全向上対策について
第13回平成19年7月12日 1)渇水対策について
第14回平成21年8月18日 1)鳥獣(熊)害被害対策について
2)農作物の生育状況について

 

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