認知症と認知症ケアパスについて
認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる症状を言います。2025年には65歳以上は5人に1人が認知症になると予測されています。認知症には「中核症状」と「行動・心理症状」があり、中核症状とは、脳の神経細胞が死んでいくことで発生する症状で、周囲で起こっている現実を正しく認識できなくなります。
「行動・心理症状」とは、本人がもともと持っている性格や環境、人間環境など様々な要因が絡み合って起こる、うつ状態や妄想と行った心理面・行動面の症状です。
認知症の種類

- アルツハイマー型認知症(68%)
- 脳血管性認知症(19%)
- レビー小体型認知症(4%)
- 前頭側頭型認知症(1%)
- その他(8%)
認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく生活したいという希望を少しでも叶えるために、早めに準備をしておくことは大事なことです。
遠別町では標準的な支援の流れを示した「認知症ケアパス」を作成しました。認知症ケアパスとは認知症のかたとその家族が、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受けられるのかを示すものです。認知症のかたの生活機能障害の具合によって変わる適切なサービスが紹介されており、認知症の人と家族にとって有益な情報が詰まっています。ぜひ参考にしてみてください。
認知症の人の理解やケアのために「認知症ケアパス」を活用しましょう
役場福祉課包括支援係 | 01632-7-2125 |
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居宅介護支援事業所小山 | 01632-7-2875 |
居宅介護支援事業所宮川 | 01632-7-3816 (固定電話) |